***第416回CBI学会講演会のお知らせ***

「リアルワールドデータを介した医薬連携による新たな治療薬創出の可能性」


開催趣旨
   2019年末には、次世代医療基盤法に基づく認定事業者が確定し、医療のリアルワールドデータを本格的に利活用できる体制がスタートしました。想定されるリアルワールドデータの活用は多岐にわたり、医療と製薬の双方を合理化し、従来よりも有効かつ安全な治療を患者にもたらすものと期待されます。こうした合理化をリアルワールドデータ活用の第一ステージとすれば、その次のステージとして期待されるのは、未だ病態の理解が十分とは言えない疾患領域において、有効な治療法および治療薬を生み出すことにあると言えます。例えば、患者のゲノム、生体分子の発現、細胞の形態、組織の計測、症状といったデータを知識に基づき統合し、それらに多層かつ包括的にアプローチすることで、高度なトランスレーションとPrecision Medicineが期待できます。本講演会では、リアルワールドデータを介して医療と製薬が連携してイノベーションを生み出す為に何が必要であるかを、データの提供者と利活用者の関係を超えて議論します。
  
日時 2020年9月7日(月)13:00-17:30
場所 オンライン配信(Zoomウェビナー利用)
世話人 市川治(大日本住友製薬)、西村有平(三重大)、山崎一人(アルゴレッジ)
主催 CBI学会関西部会
共催 NPO法人バイオグリッドセンター関西

プログラム

  1. 13:00-13:05
    世話人挨拶

  2. 13:05-13:50
    「ライフコース疫学:自治体と連携したコホート研究によるリアルワールドデータの活用」
    磯 博康(大阪大学大学院医学系研究科)

  3. 13:50-14:35
    「リアルワールドデータを用いた小児循環器疾患の早期発見・実態解明」
    三谷 義英(三重大学大学院医学系研究科)

  4. 14:35-15:20
    「医療データのAI・システムバイオロジー解析、PBPKシミュレーションなど」
    浅井 義之(山口大学大学院医学系研究科)

  5. <15:20-15:35 休憩>

  6. 15:35-16:20
    「神経変性疾患のリアルワールドデータの課題:精密医療とAI医療を目指して」
    渡辺 宏久(藤田医科大学脳神経内科学)

  7. 16:20-17:05
    「非ヒト霊長類を対象とした創薬研究で見えてきた有用性と課題」
    池田 和仁(大日本住友製薬)

  8. 17:05-17:30
    総合討論

講演会参加費
(種別) (料金)
法人会員 無料
一般 個人会員 無料
非会員(一般) \10,000
学生 学生会員 無料
非会員(学生) \1,000

キャンセルの場合、8月31日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降はキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く    にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。
参加申込み
終了しました。

お問い合わせ

◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局 関西部会
  
   TEL:078-803-6620