***第324回CBI学会研究講演会のお知らせ***

「GPCR創薬のパラダイムシフトと将来展望」


開催趣旨:創薬ターゲットとしてのGPCRに関して、ここ数年ホットな結晶構造 論文がトップジャーナルの表紙を飾り続けるとはほんの数年前まで は考えられないことであった。2000年に牛ロドプシンX線構造が初め て解析され、2007年にはStanford大のBrian Kobilka並びにScripps 研究所のRay Stevensにより、創薬ターゲットとして重要なヒトB2 adrenagic receptorのX線構造が解明された。これらにより、長い 間現実的ではなかったSBDDのターゲットとしての壁を打ち破った といっても過言ではない。さらに、2011年10月に報告されたG proteinとリガンドの結合したb2receptorとのternary complexの解析 は、予想されていたシグナル伝達の仕組みを構造により説明するこ とを可能にし、機能と構造の関係を原子レベルで解明する新しい時 代の幕開けになった。創薬の側面からも、GPCRの研究から創製さ れた新規メカニズムの2型糖尿病治療薬(TAK-875)の臨床第3相 試験が2011年9月に開始された。 本研究講演会では、牛ロドプシン構造解析によりこのGPCRのパラ ダイムシフト流れのきっかけとなった青山学院大/理研の宮野先生 からGPCR創薬のオーバービューをしていただきます。また、H1Rの 構造解析に成功された岩田想先生には構造取得の詳細と今後の 将来展望をお話しいただき、広川先生には、長年培われてきた GPCRの立体構造予測の経験に基づいたドラッグデザインと今後の 展望について、最後に周東先生には、ヒスタミンH3受容体アゴニスト ・アンタゴニストの創製等GPCRをターゲットとした合成戦略につい て、ご講演いただきます。それぞれのご講演に対し、学界、産業界 の双方の研究者の活発な意見交換をしていただき、GPCRのド ラッグデザインに繋がる有益な情報に溢れる議論の場となること を期待している。


日時 2012年2月10日(金)13:15-18:10
場所 東京大学 山上会館大会議室
東京都文京区本郷 7-3-1
世話人 上村みどり(帝人ファーマ)、中嶋久士(興和)、松本俊二(富士通)

プログラム

13:15-20 開催の挨拶

1.13:20-14:20
「活性型Gタンパク質・β2AR受容体複合体X線構造成功と今後の課題」
宮野雅司(理研・青山学院大学)

2.14:20-15:20
「ヒスタミンH1受容体の構造と抗ヒスタミン薬選択性の分子機構」
岩田 想(京都大学)

15:20-15:40 休憩

3.15:40-16:40
「インシリコスクリーニングに向けたGPCRモデリング」
広川貴次(産業技術総合研究所)

4.16:40-17:40
「三次元多様性を鍵とする分子設計に基づくGPCRリガンドの創出」
周東 智(北海道大学大学院)

17:40-18:10 まとめと総合討論


講演会参加費
  (非営利) (一般企業)
 法人賛助会員  無料
 個人会員 無料 \5,000
 ビジター \1,000 \10,000
参加申込み先
◆参加ご希望の方は事前に必ずメールにてお申込みください。

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