***第249回CBI学会研究講演会のお知らせ***

「Drug discoveryにおけるCheminformaticsの活用」


開催趣旨:創薬研究における最終的な目標は低分子性医薬分子の発見ないし創製であると言えます。従って、低分子化合物情報を如何に上手に活用するかは、創薬過程において極めて重要になります。低分子化合物情報を有効に活用する上では、様々な課題がありますが、その中でも重要と思われる二つのテーマを、今回の研究講演会では取り上げることにしました。すなわち、創薬研究における結晶構造データベース(CSD)の有効活用およびケモインフォマティックス・ソフトウェア・システムの活用です。第一のテーマでは、X線結晶解析で決定された低分子有機化合物の精密な三次元データをどのように創薬に活用するかを考えたいと思います。第二のテーマでは、膨大な化学情報を如何に上手に整理して、その中から有用な情報を得るかという問題について考えることにします。

日時:2005年2月17日(木)13:15−17:20

場所:日本化学会 化学会館7Fホール
             東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)

世話人:平山令明(東海大学)

プログラム

1.13:30-13:40
はじめに  世話人 平山令明(東海大・医学部)

2. 13:40-14:30
" Investigation of Molecular Geometries Using Small-Molecule Crystallographic Data "
Dr. Robin Taylor (Cambridge Crystallographic Data Centre, UK)

3.14:30-15:20
" Using Crystallographic Databases to Predict Protein-Ligand Nonbonded Interactions "
Dr. Willem Nissink (Cambridge Crystallographic Data Centre, UK)

<15:20-15:50休憩>

4. 15:50-16:40
"Breaking down silos: Workflow technology enabling integration and analysis of data spanning bio- and chemo-informatics"
Prof. Yike Guo (Parallel Computing Center at Imperial College)

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講演会参加費: 
法人賛助会員: 無料 
個人会員(非営利):無料   個人会員(一般企業):\5,000 
ビジター(非営利):\1,000   ビジター(一般企業):\10,000 

出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。

連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
            〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
            TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462

◆2月18日に化学情報協会においてCCDCからの講演者によるセミナーが開かれます。
詳しくは 社団法人 化学情報協会(JAICI)